チェスのオープニング入門|初心者が覚えたい序盤の原則と定番4つ

チェスの序盤(オープニング)には、何百年も研究されてきた定番の指し方があります。名前と手順を全部覚える必要はありません。まずは「原則」と、代表的な4つの形を知っておきましょう。

序盤の3つの原則

  1. 中央を取る: e4・d4・e5・d5 の4マスは盤の中心。ポーンや駒でここを押さえると、駒が動きやすくなります。
  2. 駒を展開する: ナイトとビショップを最初の列から出して、戦いに参加させましょう。同じ駒を何度も動かすのは避けます。
  3. 早めにキャスリング: キングを端へ移して安全にし、ルークを中央に出します。

クイーンを序盤から動かしすぎると、相手の駒に追い回されて手数を損します。クイーンの出番は、ほかの駒が出そろってからが基本です。

イタリアン・ゲーム

手順: 1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bc4 Bc5

白も黒も原則どおりに中央を取り、駒を展開する形です。白のビショップは、序盤で守りが薄くなりやすい黒の f7 をにらんでいます。初心者が最初に覚えるオープニングとして定番です。

ルイ・ロペス(スパニッシュ)

手順: 1. e4 e5 2. Nf3 Nc6 3. Bb5

白のビショップが、黒の e5 ポーンを守っている c6 のナイトに圧力をかけます。トッププレイヤーの対局でもよく指される、奥の深いオープニングです。

シシリアン・ディフェンス

手順: 1. e4 c5

白の 1. e4 に対して、黒が e5 ではなく c5 と応じる形です。左右非対称の激しい戦いになりやすく、黒で勝ちをねらいたい人に人気があります。

クイーンズ・ギャンビット

手順: 1. d4 d5 2. c4

白が c ポーンを差し出す(ギャンビット)ように見えますが、取られても取り返しやすく、黒の d5 ポーンを中央からどかすのがねらいです。e4 から始めるオープニングとはまた違った、じっくりした戦いになります。

まずはどれを覚える?

白番ならイタリアン・ゲーム、黒番なら 1. e4 に e5 と応じる形から始めるのがおすすめです。原則どおりの形なので、定跡を外れても考えやすいからです。オープニングを体系的に学びたくなったら、チェスのオープニングの本もおすすめです。ともだちチェスの棋譜はこの記事と同じ書き方(e4、Nf3 など)なので、対局後に見比べてみましょう。

読んだら、さっそく試してみよう

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