9路盤で始める囲碁|最初の数手の考え方と1局の流れ
19路盤は広すぎてどこに打てばいいか迷ってしまいますが、9路盤なら1局が5〜10分ほどで終わり、囲碁のおもしろさがぎゅっと詰まっています。この記事では、9路盤での最初の数手の考え方と、終局までの流れを紹介します。
1. 最初の一手は「真ん中付近」へ
9路盤は全体が狭いため、最初から盤の端っこ(1線や2線)に打つと、相手に真ん中を大きく占領されてしまいます。最初の一手は、ど真ん中の天元(E5)か、その周りの3線・4線(C3・G7など)に打つのがのびのびとした好手です。
987654321
53124
ABCDEFGHJ
上の図のように、最初の数手はお互い3線〜4線あたりに石を置いて、「こちら側を自分の陣地にしたい」という骨格を作っていきます。
広告
2. 石は「つながり」を意識する
囲碁では、縦や横につながった石は呼吸点が増えて強くなり、バラバラに孤立した石は周りから囲まれて取られやすくなります。
- 自分の石はつなげる:相手の石とぶつかったら、自分の石どうしが分断されないように守る
- 相手の石は切る:相手の石が斜めに並んでいる隙間を突いて、別々のかたまりに分断する
この2つを意識するだけで、9路盤の戦い方がぐっと引き締まります。
3. 隅(すみ)と辺(へん)は陣地を作りやすい
盤の真ん中で陣地を囲おうとすると四方をすべて石で囲む必要がありますが、盤の隅なら二方向、辺なら三方向を囲むだけで陣地になります。
真ん中で戦いつつ、3線・4線の石から端に向かって壁を伸ばし、隅や辺の空き点をしっかり自分の地にしていきましょう。
4. 終局のタイミング:境界線を決めてパス
お互いの陣地の境界線が最後まで決まり、これ以上打っても自分の得点が増えない(相手の中にも入っていけない)状態になったら、パスを押します。
- 黒と白の石の間にある中立の空き点(ダメ)は、先に埋めておくと得点がよりわかりやすくなります。
- ともだち囲碁は面積計算ルールなので、自分の地の中に迷い込んできた相手の死に石は、パスする前に盤上で取りきってください(自分の地の中に自分の石を打っても、石の数+空き点の数の合計は変わらないので損をしません)。
石の取り方や「取られない形」については、次の石の取り方と生きる・死ぬ(2つの眼)の入門で詳しく見ていきましょう。