将棋の囲いとは?初心者が最初に覚えたい美濃囲いと矢倉囲い
将棋で負けてしまう原因の多くは「王様がむき出しのまま攻め合ってしまうこと」です。この記事では、王様を守る形「囲い」の考え方と、最初に覚えたい2つの囲いを図で紹介します。
囲いとは
囲い(かこい)とは、玉(王様)の周りを金・銀などで固めた守りの形のことです。将棋は玉を詰まされたら負けなので、攻める前に玉を安全な場所へ移し、周りを固めておくのが基本です。
はじめのうちは「玉を飛車と反対側に寄せて、金と銀でふたをする」と覚えておけば十分です。飛車がいる側はこれから戦いが起こる場所なので、玉はなるべく遠くに置きます。
美濃囲い(みのがこい)
飛車を左側に振る「振り飛車」でよく使われる囲いです。少ない手数で組めて、横からの攻めに強いのが特長で、初心者にもおすすめです。
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歩歩歩歩飛金銀玉金桂香
七八九
組み方の流れは次のとおりです。
- 飛車を左に振る(図では6八)
- 玉を 5九 → 4八 → 3八 → 2八 と右へ移す
- 右の銀を 3九 から 3八 に上げる
- 左の金を 6九 から 5八 に寄せる
金を5八に寄せる前の形は「片美濃囲い」と呼ばれます。片美濃でも十分戦えるので、相手の攻めが早いときは片美濃のまま戦いを始めてもかまいません。
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歩歩歩歩飛銀玉金桂香
七八九
矢倉囲い(やぐらがこい)
飛車を動かさずに戦う「居飛車」の代表的な囲いです。上(正面)からの攻めに強く、金銀3枚でがっちり守るのが特長です。図は「金矢倉」と呼ばれる形です。
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歩歩歩歩銀金玉金飛香桂
六七八九
矢倉は組むのに手数がかかるので、組んでいる途中で攻められないように、相手の動きを見ながら少しずつ進めるのがコツです。
囲いを組むときのコツ
- 玉と飛車を近づけない: 飛車の周りは戦いの中心になります。玉は飛車と反対側へ。
- 攻めは囲ってから: 序盤のうちは、攻めの準備と囲いを交互に進めるイメージで。
- 金銀は玉のそばに: 金銀が玉から離れるほど、守りは弱くなります。
- 完璧な形にこだわらない: 相手が攻めてきたら、途中の形でも受けに回ることが大切です。
ともだち将棋のbotは、こちらが囲いを組んでいる間にも攻めてきます。まずは「よわい」botを相手に、美濃囲いを最後まで組みきる練習をしてみましょう。本物の盤で囲いを並べてみたい人は、将棋盤と駒の選び方も参考にしてください。